制作秘話

この本に関わった制作陣の想いを紹介します。



自分の心を誰にも依存させず

自立を促す究極の本 


河出書房新社 編集部 飯島恭子

 

 

信頼を寄ている出版プロデューサーのRIKAさんから、


「著者候補として紹介したい人がいる」と言われ

活動内容を聞いているうちに興味を持ち、RYUさんにお会いしたことが

この本を出すことになったきっかけでした。

 

仕事において「龍」「龍神」とはどうもご縁がある人生でして、

お名前が「RYUさん」と聞いた時から、

何か起こりそうだなという予感はありました。

 

予感は的中…。

出会いから本の完成まで、実に様々な出来事が展開しました。

 

きついなーと思うことも、喜び溢れることも両方ありましたが、

この本に書かれている通り、

 

―――

モヤモヤした気持ち、ネガティブな感情を忌み嫌い、

フタをしてなかったことにするのではなくて、

その感情をリスペクトして受け入れながら解放していく

―――

 

まさにこの過程を、嫌というほどに(笑)

体験することになりました。

 

自分では気づいていなかった沢山のネガティブな感情、

その奥に隠れている想いを、ひとつずつ解いてていきました。

 

強烈に印象に残っているのは、本の完成が見えてきて、

RYUさんチア・アップのRIKAさんと販促会議を始めようとしていた時のこと。

直前になって、RYUさんから「しばらく連絡を控える必要があるようです」と

なぜか、急に連絡を断たれてしまったのです…。

私のエネルギーの様子を見てのことだったようですが、

発売を控え、著者と連絡が取れないだなんて非常に困った状況です。

なぜ今?と困惑したり、悲しくなったり、怒りが出てきたり大混乱でしたが、

湧いてくるモヤモヤと徹底して向き合い、本の原稿を一から読み直して、

感情を吐き出し、手放すプロセスに取り組みました。

 

幼少期の感情などを通して出てきたのは、

「目立つのがこわい」という気持ちでした。

いろんな販促アイデアが出てきても、

さすがに無理でしょ?」「そんなの現実的じゃない」…と、

びっくりするくらい多くの否定が心にわいてくることに気づく日々。

これから本を広めていきたいという時に、この感情を抱えたままでは販促ができない。

――愕然としました…。

 

ですが、

「目立つのがこわい」という気持ちの正体に気づいてからは、

長年の足枷が外れたかのように、心も体も軽くなって、

自然と、やりたいことに真っすぐ取り組めるようになっていきました。

死んでもやらないと決め込んでいたSNSでの発信を始めてみるなど、

自分でも驚くような内面の変化に、

周りの人も驚いている、そんな展開ありました。

 

引っかかっている感情をそのままにしていては、次にませてもらえない

不思議なことですが、この本の制作において、こういったことが多発しました。

 

誰かに頼って解放してもらうのではなくて、

自分自身の手によってしか本当の「解放」はできない――。

 

この本に書かれたことにトライしていくと、

それを実感するような出来事が次々起こるかもしれません。

 

皆さんは、それを求めて

この本に出会おうとしているのだと思います。

 

がタイミングだと感じたら、是非、読み進めてみて欲しいです。

冒頭ほんの少しですが試し読みもできますので、のぞいてみてください

 

 

「わたしは、わたしを見捨てない」

 

帯コピーにもあるこの言葉を実感する人の輪が広がっていくことを願っています。


「魂の出産」をしながらの本づくり

(株)チア・アップ、出版プロデューサー/編集者 RIKA



RYUさんは、不思議な人です。

相手の気持ちにとことん寄り添う優しさと、魂の自立を促す強さを持ちあわせた人大きな愛と不動の精神で、魂の目的を生きる人生へと導いてくれる人です。

 

RYUさんは、そんな自身の役割を「魂の助産師」と言っていますが、まさにその言葉がぴったり! 答えを生み出すのは自分だからです。

 

セッションというと、悩みをプロに解決してもらって楽になる、と思いがちですが、RYUさんのセッションでは、アドバイスも答えももらえません。

しかし、モヤモヤした気持ちを突破口にして、自分のから湧き出る感情を解放し、本音に集中するようにサポートしてもらうことで、クリアな自分とつながり、いつもの自分からは湧いてこないような意見やアイデアが自分の口をつたって出てくる、という不思議な現象が起こります。

 

よく「内なる自分と対話する」「内なる声に耳を傾ける」と言われますが、高次の自分とつながるとはこういうことか!と初めて実感した私は、答えは自分の中にあることが実感できる本を作りたいと思い、実現した一冊です。

 

ところが、制作に入ると事件が多発しました!

本書に、「感情は、感情体というエネルギーでできていて、まさに生命体そのもの」という文がありますが、RYUさんは、まるでモヤモヤの化身のごとく、制作陣のモヤモヤを見逃さないため、私たちもモヤモヤを隠して仕事をすることができなくなり、モヤモヤを吐き出しながらの制作となったのです。

 

そのたびに、「こんなにも、私の中にネガティブな感情がたまっていたなんて!」と驚かざるえないことになるのですが、「出てくるものは出す!」を繰り返していったところ、子どもの頃にフタをした感情だけでなく、なんと、過去世の感情まで噴き出してきたのです!

 

結果、私自身の思い込み、常識や固定観念、親や周りの大人たちから仕入れた観念が剥がされることになり(まだまだ出てきますが)、魂が裸にさせられる、といった生まれ変わりともいえる、「魂の出産」を経験することになりました。

 

これまで慣れ親しんできた観念を手放すのは、自分が崩壊していくほどの人生の激震でしたが、そのおかげで、原因不明の真っ赤に腫れあがった顔と手の炎症がおさまり、家族の仲も自然で風通しのいい関係に変わっていきました。

 

そして、何よりの恩恵は「わたしがわたしでいること」の安心感に気づけたことです。ハートがゆるむ状態を自覚したことで、私はずっと緊張して生きてきたんだな、と初めて気づきました(自分に余裕がなくなると、無意識に緊張してしまいます)。

 

とま、この本に書かれていることは、私が身をもって体験したことばかりです(笑)。

まるで、モヤモヤのエネルギーたちが、「この本を作るなら、腑に落として作りなさい」といわんばかりの本作りでした。

 

自分自身の崩壊と再生を感じながらのスリリングな制作となりましたが、頭ではなく、本当に腑に落ちた状態で、本を生み出せたことが嬉しくてなりません。

私の魂は、これがしたかったのだと思います。

「わたし」への安心感、それを伝える本物のを生み出したかったのだと。

 

そんな体当たりで作ったこの本のエネルギーを、ぜひ感じてみてください!

モヤモヤと手を取り、あなたがあなたらしく、自然に輝いていける、そのきっかけとなっていただけたら、何よりです。